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?@言葉の不自由な独り暮らしの老人宅を訪ね、この老人との筆談から消防行政本来の姿を教えられる事になり、地域の自主防災を考える貴重な体験が出来たのが出場のきっかけとなりました。
?A行政と住民が一体となり、災害弱者を地域全体でバックアップ出来るような社会環境の確立を目指し、消防がそのかけ橋にならなくてはいけない。
?Bよい経験が出来ました。この経験を今後の仕事の励みとして頑張っていきたいと思います。
?C阪神・淡路大震災後、住民の防災への関心が高まっているこの時期にこそ自主防災体制の確立に向け、消防からの強力な呼びかけが必要だと思います。この住民の関心が一つのブームとして終わらないようこの体験を活かし実のある防災活動を行っていきたいと思います。
○田波純子(三○歳)
東京消防庁(関東)勤続八年
?@女性救急隊員として、救急車に乗車しはじめた時の気持ちや救急業務を通じて感動した事を伝えたかった。
?A救急隊員として、人の生死を見つめて命の尊さや残された家族の悲しみにふれて、自分の技術や思いやりで人の命や心を救いたいという思いを訴えたかった。
?Bとても緊張した。自分の言いたいことが、聴き手にうまく伝わったか心配。人前に出て話をする機会が少ないので、とても良い経験になった。
?C発表体験を貴重な糧として、相手の立場に立った消防行政を推進していきたい。また、きめ細かな救急活動を心掛け、都民に信頼される消防官となるよう努力したい。
○岡林均(三七歳)
土佐市消防本部(四国) 勤続一七年
?@消防人としての私の思いを全国の消防の仲間に聞いていただきたい。
?A住民にとって私達「消防人」は最も身近で住民の命を守る「防人」であり、住民に信頼される「消防人」でなくてはならない。
?B自分の思いを多くの消防人に聞いていただき充実した気持ちです。
?C本当に良い体験をさせていただきました。今後も「住民に信頼される消防人」を目指し努力してゆきます。
○黒川康治(三三歳)
蟹江町消防本部(東海) 勤続一五年
?@蟹江町消防署意見発表会で選出されだからです。初めは荷が重くて、気乗りしませんでしたが、上への大会へ出場するようになったらやりがいがでてきました。
?A心肺停止患者を救うには、バイスタンダーによるファーストエイドが不可欠であり、それを育てるには、学校教育に救急法を取り入れる等、制度の改革が必要ではないでしょうか。
?B応援して下さった方々と、全国大会で発表させて預けたことに感謝します。
?C救急業務に携わる者として、応急手当普及啓発活動に活かしたいと思います。
○小田浩(三二歳)
熊本市消防局(九州) 動続一二年
?@歌の持つ方やすばらしさを紹介し、防災啓発を行う上での音楽の重要性と消防音楽隊の必要性を多くの皆さんに理解していただきたいと思って。
?A阪神・淡路大震災のような大規模災害をはじめ、いつ発生するのかわからない災害から子供たちの命を守るためには、家族と市民と消防が自主防災という絆に固く結ばれた「三本の矢」を確立しなければならない。
?B「防災の歌」を全国の皆さんにご紹介できたことを本当にうれしく思います。また、これまでご支援いただきました多くの皆さんに心から感謝いたします。
?C全国大会に出場できたことを大きな励みとして、今後とも創意工夫を凝らした独自のアイディアで、市民と消防が一体となった「災害のない明るい街づくり」に全力で取り組んでいきたいと思います。
○黒田誠二(二五歳)
八尾市消防本部(近畿) 勤続三年
?@私の日頃、考え、感じていることが、他の人にどの様に受け取られ評価されるのかを知り、今後の参考にしたいと考えたからです。
?Aどの様な災害にも言えることですが、特に大災害時には、市民一人ひとりの災害に対応する力が必要です。防災訓練では、その市民消防力を育成するために実質効果を追求すべきである、という点です。
?B内心ほっとしました。先輩方からのアドバ

 

 

 

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